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量子超越性を実証 [科学]


「ライト兄弟の初飛行に匹敵する偉業」とまで言われる量子コンピューター。
計算速度がスパコンのそれを超え「量子超越性」が実証される。

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量子コンピューターが実用化されれば、
人工知能の研究や創薬などに役立つ可能性があるが、量子ビット数を大幅に増やし、
計算ミスを自動で訂正する機能を盛り込む必要があるなど、課題は多い。

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世界では気象危機で悩まされる状況にあって、人間の頭脳を超える量子コンピューター
の性能の実証は、何かちぐはぐなものを感じさせるが、その気象危機さえも
量子コンピューターでコントロールする世界が垣間見られる。

量子テクノロジーによる驚異的変化には、世界が様変わりする計り知れないものがある。


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ワクワクな未来技術
voice74 2018-08-12

驚愕の量子論の世界。
一般常識として疑う術もないような物事も
考え方を根本的に揺るがしている「量子論」。

それゆえに、ワクワクな「量子論」による未来技術。
1.量子ネットワークの開発
2.パラレルワールドの解明
3.「引き寄せの法則」の解明
4.タイムトラベルの実現

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量子テクノロジーによる驚異的変化
voice74 2018-11-14

スーパーコンピューターが数千年かけて行うような計算でも、
ものの数秒で完了できるという量子コンピューターは
計り知れない力を人類にもたらす。

その量子テクノロジーを駆使することで世界が様変わりする日も近いようだ。

金融市場の進化もそうだが、他の情報では量子金融システムに切り替えるのも
準備中だとか・・・最近のニュースでは「露中印「ユーラシア量子路」を構築へ」
というのがあった。

そこでは「急速に発展する量子コンピュータは、数年後には現在情報を保護するために
使用されている鍵をリアルタイムで解読できるようになると指摘した。」としている。

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2019年10月24日
スパコン超えの量子計算機、ネット利用も…
イバンカ氏「米は世界をリード」
nifty.com/読売新聞

米グーグルなどの研究チームが英科学誌に発表した高性能量子コンピューターの開発に
関する論文について、同社の研究者らが23日、電話記者会見を開き、この量子コンピ
ューターを外部の大学や企業がインターネットを通じて利用できるサービスを検討して
いると明らかにした。

スーパーコンピューターで1万年かかるとされる特殊な計算を3分20秒で終えたとの
成果について、「一つの節目をこえた」と語った。その上で、「この量子コンピュータ
ーが近くインターネット上で利用可能になれば、多くの研究者たちに大いに役立つ」と
期待を示した。

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2019年10月23日
量子計算機がスパコン超える…1万年かかる計算、3分20秒で
nifty.com/読売新聞

米グーグルなどの研究チームは23日、同社の量子コンピューターの計算速度が、
現在の世界最速のスーパーコンピューターを大幅に上回ったと、英科学誌ネイチャーに
発表した。スパコンで1万年かかるとされる特殊な計算を、3分20秒で終えたという。

量子コンピューターの概念は1980年代に提唱され、いずれはスパコンの計算速度を
超える「量子超越性」が実証されるといわれてきたが、実際に証明されたのは世界初と
みられる。

ネイチャー誌に同時掲載された解説記事で、米マサチューセッツ工科大のウィリアム・
オリバー教授は「ライト兄弟の初飛行に匹敵する偉業」とたたえた。

研究チームが開発したのは、情報の基本単位「量子ビット」の数が53個の量子コンピュ
ーターで、材料には電気抵抗がない超伝導の状態のアルミニウムを使った。

量子コンピューターが得意とする特殊な数学の問題を、高速で解くことに成功した。
量子ビット同士の相互作用を制御するなどの工夫で、計算過程のミスを減らしたという。

量子コンピューターが実用化されれば、人工知能の研究や創薬などに役立つ可能性がある
が、量子ビット数を大幅に増やし、計算ミスを自動で訂正する機能を盛り込む必要がある
など、課題は多い。

量子コンピューターに詳しい京都大の森前智行講師(量子計算理論)は、「今後の実用化
に向けては、計算ミスの確率をさらに下げていくことも不可欠だ」と指摘した。

◆量子コンピューター=きわめて微小な世界の特殊な物理法則(量子力学)を利用して
計算するコンピューター。

従来のコンピューターが0と1を「ビット」という基本単位として情報を表すのに対し、
量子コンピューターは0と1の両方を同時に表せる特殊な単位「量子ビット」を使うため
、大量の情報を高速処理できると期待されている。

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モバイル社会を実現 [科学]


ノーベル化学賞・吉野氏の電池革命。

リチウムイオン電池。小型で高性能という優れた特徴があり、電池の
用途と社会を大きく変革させ、社会を進化させる潜在力を持っている。

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電池の開発はイタリアの化学者ボルタが1800年、
2種類の金属を電解液に入れて電気を発生させたのが始まり

1887年ごろには時計店員の屋井先蔵が電解液がこぼれない乾電池を発明

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必要は発明の母
voice74 2019-04-07

必要は発明の母と言うが、まさに乾電池を発明したのは、ある経験が引き金となり
必要性を痛感したのが始まりだという。


そんな屋井の乾電池に転機が訪れたのは、1892年に開催されたシカゴ万博でのこと。
このとき、東京帝大理学部が、屋井の発明した乾電池を使用した地震計を出品。この乾
電池が国際的に関心を集め、その性能の良さが認められるようになりました。

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吉野氏「若い研究者たちに大きな励み」…拍手2分以上鳴りやまず
headlines.yahoo/読売新聞

スマートフォンや電気自動車などに欠かせないリチウムイオン電池を開発した旭化成名
誉フェローの吉野彰さん(71)が9日、ノーベル化学賞に輝いた。

「社会の役に立つ技術とは何か」を問い続け、粘り強く研究と向き合ってきた吉野さん。
記者会見では、「若い研究者たちには大きな励みになると思う」と笑顔で喜びを語った。

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ニーズ見据え、社会変える企業研究者の視点結実-リチウム電池開発・吉野さん
headlines.yahoo/JIJI.COM

吉野彰さん(71)がリチウムイオン電池の開発に着手したのは1981年。

最初から新型電池を目指したわけではなく、2000年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹
さん(83)が発見した「電気を通すプラスチック」、ポリアセチレン(PA)の研究が出発
点だった。

企業人として、研究が需要とどうつながるかを常に意識していた吉野さんは、PAの持つ
電子を自在に出し入れできる特性が充電池素材に適していると直感した。電池業界を調べ
てみると、「充電池の小型軽量化へのニーズはあるが、開発は失敗続き。業界は商品化に
困っている」(吉野さん)ことも分かった。

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2019/10/09
ノーベル化学賞・吉野氏の電池革命モバイル社会を実現
headlines.yahoo/産経新聞

半導体や液晶などと並んで電子機器の心臓部の役割を果たし、私たちの生活に欠かせない
存在となっているリチウムイオン電池。小型で高性能という優れた特徴があり、電池の
用途と社会を大きく変革させた。

電池の開発は200年以上の長い歴史がある。イタリアの化学者ボルタが1800年、
2種類の金属を電解液に入れて電気を発生させたのが始まりだ。

明治20(1887)年ごろには時計店員の屋井(やい)先蔵が、持ち運んでも電解液が
こぼれない乾電池を発明し、使い勝手を高めた。

繰り返し使える充電池は鉛蓄電池が最初で、1960年代にはニッケル・カドミウム電池
が普及した。90年代に入ると有害物質のカドミウムを使わないニッケル水素電池が開発
されたが、電圧が1・2ボルトと低いなどの課題があった。

吉野彰氏らが開発したリチウムイオン電池は、過去最高の性能を発揮する画期的な充電
池で、モバイル型の電子機器を急速に普及させたIT(情報技術)社会の立役者だ。


リチウムイオン電池がもたらした変革は、機器開発のハード面だけではない。携帯型の
情報機器を活用した新たな商取引やサービスが登場したほか、人々のコミュニケーション
のあり方まで変えてきた。

登場から四半世紀が過ぎたが、今後も新しい製品と価値観を生み出し、社会を進化させ
る潜在力を持っている。

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大型の水上飛行機 [科学]


フロートは胴体でジェットで飛び
離水の後、水を捨てている。


水上飛行機Be-200は
開発時間と材料コストが大幅に削減され高い飛行と耐航性を得ている

Смешные Приколы
Гидросамолет Бе-200

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カメレオンの原理で色を変える新素材 [科学]


カメレオンが体の色を変える仕組みから
「直射日光によって、色の変化を引き起こすことに成功」

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カメレオンのような皮膚細胞には、フォトニック結晶と呼ばれる小さな結晶がびっしり詰
まっている。固有の色を持つ色素と異なり、これらの結晶は大きさや化学組成、配置によ
って光の反射・散乱のしかたが変わり、色が変わる

--
自然界には様々な仕組みのヒントがある。あたかも人類にその叡智の一端を
見せてくれているかのように。それに気付くことで大きな課題の進展にも寄与
する。人間の人体を創造した叡智は自然界に散りばめられていそうである。

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2019.09.15
カメレオンの原理で色を変える新素材を開発
迷彩服や塗料に?フォトニック結晶使う「スマートスキン」論文発表
ナショジオ

カメレオンは、体の色をいとも簡単に変えているように見える。敵を威嚇したり、背景に
とけ込んだり、交尾の相手を探したりするとき、皮膚の色を短時間で変えることができる
からだ。

科学者たちは何十年も前から、この仕組みを解き明かそうとしてきた。そしてこのほど、
太陽の光を浴びると色が変わる新しいスマート(賢い)スキンの開発に成功した。


「自然界ではいつも起きていることですが」と米エモリー大学の生物工学者ハリド・サラ
イタ氏は前置きしたうえで、「直射日光によって、色の変化を引き起こすことに成功しま
した」と述べた。氏らの論文は9月11日付けで学術誌「ACS Nano」に発表された。

このスマートスキンは迷彩服から塗料、化学センサーまで、あらゆるものの材料として利
用できる可能性がある。

米ノースイースタン大学の生化学者レイラ・デラビ氏は、新しいスマートスキンは「工学
者にとって大きな課題」を解決するものと評価している。というのも、従来のやり方とは
違い、素材の体積を維持したまま色を変化させられるからだ。なお氏は今回の研究には関
わっていない。


カメレオンにならって

ハリー・ポッターが透明マントを身に着けるはるか前から、動物たちは体の色を巧みに操
ってきた。カメレオンはもちろん、熱帯魚やタコ、イカなどが、この能力を独自に進化さ
せている。

こうした動物の皮膚細胞には、フォトニック結晶と呼ばれる小さな結晶がびっしり詰ま
っている。固有の色を持つ色素と異なり、これらの結晶は大きさや化学組成、配置によ
って光の反射・散乱のしかたが変わり、色が変わる。


2015年、学術誌「Nature Communications」に論文を発表した別の研究チームは、カメ
レオンには「普通」の皮膚細胞のほかに、グアニン結晶を含んだ細胞の層があることを
発見した。

体色を変えるときは、結晶を含む細胞を自在に伸縮させ、さまざまな波長の光を反射する
。同時に、普通の皮膚細胞も隙間を埋めるように伸縮する。


色が変わるスマートスキンを開発する科学者は通常、ゼリー状のポリマー化合物にフォト
ニック結晶を埋め込む。今回の論文の著者であるイーシャオ・ドン氏はさらに工夫して、
カメレオンの皮膚と同じようにポリマーを2層構造にすることを提案した。

ドン氏はサライタ氏の研究室に所属する博士課程の学生だ。
「完璧な解決策だと思いました」とサライタ氏は振り返る。


光を浴びると色が変わる

研究チームがつくったのは薄くて柔軟な構造物。2つの層のうちの1つには、酸化鉄と二酸
化ケイ素のフォトニック結晶が埋め込まれている。化学的には「鉄さびの核を砂の殻が覆
っているようなものです」とサライタ氏は説明する。
もう1つの層は、無色のポリマーでできている。

サライタ氏らはこれに太陽光とレーザー光を当てた。スマートスキンを開発する従来の
研究では、色の変化を起こすのに高圧電流を用いるのが一般的だった。

ある実験では、ドン氏は木の葉の形をした黄色いスマートスキンを用意した。太陽の光
を当てて5分後、スマートスキンは緑色に変色。研究室の外で集めてきた本物の木の葉
にとけ込み、迷彩として利用できる可能性を示した。

その後、
ドン氏とサライタ氏はレーザー光を使うことで、さらに短時間で色変化を引き起こした。

「光で色を変えるのは賢い方法だと思います」と、デラビ氏は今回の研究を評価する
一方で、スマートスキンを実用化するにはまだ時間がかかると考えている。

最大の課題の一つは、衣服やパネルなどに利用できる大きさのスマートスキンをつくる
ことだ。動物ははるかにうまく色を操り、人工材料より劇的な変化を生み出すと、サラ
イタ氏も指摘している。


研究成果の実用化は「学術研究の不変の難題です」。それでも、取り組む価値はあると、
デラビ氏は考えている。

動物たちは何百万年もかけて進化し、体の色を変化させる完璧なシステムをつくり上げ
てきた。科学者たちがその秘密をいくらか拝借しようとするのも当然だ。「このポリマ
ーが理想の材料に生まれ変わる可能性は十分あります」とサライタ氏は述べている。

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量子と磁石の不思議な世界 [科学]


原理原則と最新の技術や研究を知るほどに知的好奇心をくすぐる。

仙台の真の名物は牛タンではなく世界的中心の磁石の研究

--
「磁石の本質はその中に永久に回転している何かがあり、
これが磁力を作っている」、このことを如実に示す実験。

さて何が回転しているのか・・地球を例に電子の自転に迫る。
更には量子力学の世界も・・

--
この分野は、宇宙の本質にも迫り
電子の自転が発電にも繋がっていく。

---
AIch Growth from0
2019/08/14
量子と磁石の不思議な世界
一日50分観る聴く読書 勉強したら楽しい
みんなが知らない 磁石の世界 量子力学



未来の発電やモーターやコンピューターはどうなるのでしょうか?
原理原則と最新の技術や研究を知るほどに知的好奇心の探求の面白さや勉強の楽し
さがわかります。そしてそれは想像力を鍛えて育てていきます。

いずれはその知見や想像力が将来の事業や起業に必ず生きるはずです。
磁石と言えば今はハードディスクというよりもモーターや発電機ですがモーターと
いえば日本電産です。

経営者も素晴らしい人で永守重信会長率いる日本電産NIDECの将来性と成長性はま
だまだあると思っています。新しい技術は常にあります。

ワクワクする未来もいつでもすぐそばにあります。仙台の真の名物は牛タンでは
なく世界的中心の磁石の研究かもしれませんね。
齊藤 英治(東北大学原子分子材料科 教授)


---
磁石の不思議
インターネット大学講座

磁石や磁性材料は私たちの身のまわりに多く見受けられ、現代社会を支えている
材料の一つです。

磁石については小学校の低学年でも、鉄は磁石にくっつくのにアルミ(1円玉)や
銅(10円玉)はくっつかないという事実は習うようですが、何故そうなのか、
ということはおそらく理系の大学を出た人でも知らない人が多いと思います。

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「ハイパーカミオカンデ」建設へ [科学]


2度のノーベル賞につながったハイパーカミオカンデ。
ノーベル賞につながった実績は、その後の予算もふんだんに取れるという見本。

岐阜県飛騨市の地下に建設する方針で、建設費の総額は670億円余り、
本格的な稼働の目標は2020年代の後半。

「陽子崩壊」という現象の初検出を目指す。

---
NEWS DAILY
2019/08/21
「ハイパーカミオカンデ」建設へ概算要求 文部科学省


文部科学省は、ノーベル賞につながる成果をあげた素粒子観測施設「スーパーカ
ミオカンデ」の後継となる、次世代の施設「ハイパーカミオカンデ」を新たに岐
阜県に建設する方針を固め、来年度予算の概算要求に、検出器の開発費など十数
億円を盛り込むことを決めました。

「ハイパーカミオカンデ」は、「宇宙ニュートリノ」の一種の観測に世界で初め
て成功した「カミオカンデ」と、「ニュートリノ振動」と呼ばれる現象を初めて
捉えた「スーパーカミオカンデ」という、2度のノーベル賞につながった観測施設
の後継となる施設です。

岐阜県飛騨市の地下650メートルに、直径70メートル余り、深さ60メートルの巨大
な水槽を作り、高感度の検出器で宇宙から来る素粒子の一種であるニュートリノ
などを観測する計画です。

建設費の総額は670億円余りと見積もられていて、今年度は建設の意義などを検討
する調査費が計上されていましたが、文部科学省は来年度から計画に着手する方針
を固め、新たな検出器の開発や製造費用など十数億円を来年度予算の概算要求に
盛り込むことを決めました。

本格的な稼働の目標は2020年代の後半で、ニュートリノの反対の性質をもつ反ニュ
ートリノや、原子核を構成する陽子が壊れる現象である陽子崩壊などの観測により
、宇宙が誕生した謎に迫る高い成果が期待されています。


---
“スーパー”の後継!『ハイパーカミオカンデ』建設へ
新ニュートリノ観測施設 2027年本格稼働目指す
headlines.yahoo

次世代のニュートリノ観測施設「ハイパーカミオカンデ」を岐阜県飛騨市に建設
する方針を文部科学省が固めたことがわかりました。

ハイパーカミオカンデは岐阜県飛騨市の山中の地下に建設され、直径74メート
ル・高さ60メートルの巨大タンクに極めて高感度の光センサーが4万本取り付け
られ、素粒子の一種の「ニュートリノ」の観測や原子核を構成する陽子が壊れる
「陽子崩壊」という現象の初検出を目指します。

ハイパーカミオカンデはノーベル賞につながった「カミオカンデ」や「スーパー
カミオカンデ」の後継となる施設で、建設費は670億円と見積もられ、2027
年の本格稼働を目指します。

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なぜ知性は存在するのか [科学]


「不思議だと思うこと、これが科学の芽です。
よく観察して確かめ、そして考えること、これが科学の茎です。
そうして最後に謎が解ける、これが科学の花です」という素敵な言葉。
不思議だと思う「心」は科学の種である、とも言える。

--
すくなくとも人間は「知性」を持っており
この世界に知性を持った生物が存在している以上、知性が存在し得る。
なぜ知性が存在するのかというのも興味深い問い。

---
2019/08/13
「なぜ知性は存在するのか」巨大な問いに挑む「物理学帝国」の逆襲
headlines.yahoo

不思議だと思う心

化学物質の生態系への悪影響を『沈黙の春』という著作で発表し有名になった生物
学者に、レイチェル・カーソンという女性がいますが、彼女の執筆した別の著作に
『センス・オブ・ワンダー』という短いエッセイがあります。

この著作では自然界に見られるさまざまな物や現象──花や苔、夜空の星々や唸る
荒波など──を見たり触ったり聞いたりした時に感じる、ある種の安らぎや驚き、
さらにはそこから生じる「不思議だと思う心」を総称し、センス・オブ・ワンダー
と名付けています。

物理学や数学を勉強していると、しばしば「何のためにそんなことをするのか」
という素朴な疑問を投げかけられることがあります。


この手の質問にうまく答えられないために「物好き、変わり者」のレッテルをは
られてしまい、悔しい思いをされた方も多いかと思います。この質問への一つの
回答は、「センス・オブ・ワンダーを感じるため」ということなのかもしれません。

かの朝永振一郎は「不思議だと思うこと、これが科学の芽です。よく観察して確か
め、そして考えること、これが科学の茎です。そうして最後に謎が解ける、これが
科学の花です」という素敵な言葉を遺したことで有名です。

不思議に感じるということは、対象となる現象に科学者の理解が追いついていない
ということでもあるので、そこに何らかの新たな発展が生じ得るということです。

この言葉に照らし合わせると、不思議だと思う「心」は科学の種である、とも言え
るでしょう。


大風呂敷をひろげてみる

そもそも、なぜ我々はこのような不思議だと思う「心」を持っているのでしょうか。

脳の働きがすべて化学反応で説明できるのだとすれば、そこに意識が現れる可能性は
なく、すべてはただ淡々と化学反応によって引き起こされた物理現象なわけです。
そういう意味では、意識は幻想なのかもしれません。

仮に意識は幻想だとしても、すくなくとも人間は「知性」を持っており、論理的な
情報処理能力を持っていることはさすがに疑いようがないでしょう。

この世界に知性を持った生物が存在している以上、知性が存在し得ることと、物理
学の法則に何らかの関係があってもおかしくない気もします。

なぜ宇宙が始まったのか、なぜ膨張しているのか、なぜ4次元なのか、等の大いな
る(そして素朴な)謎への興味はつきませんが、それと同じくらい、なぜ知性が存在
するのかというのも興味深い問いでしょう。


物理学者から見た深層学習

ところで、近年の人工知能ブームの根幹にある深層学習の研究論文などを拾い読み
していると、物理学の論文を読んでいるかのような既視感を覚えます。
これには3つ理由があると思われます。

1つ目は、機械学習の理論が数学に基づいて展開されることが挙げられます。

もちろん、近代科学というのは、たとえば論文の論理的な展開や統計処理など、
多かれ少なかれ論文のどこかで数学を使うわけですが、機械学習の方法は
「機械が経験から未知の状況へ適応できるようにするため」の方法論ですので、
方法をきちんと記述するために数学を使うことになります。
物理学も「自然の法則を記述するため」の方法論ですので、状況は同じです。

2つ目は、数学的に記述できるとしながらも、ある程度のルーズさを認める文化が
感じられるところです。

たとえば純粋数学の論文であれば、証明に少しでもギャップがあるとダメなわけで
すが、機械学習の論文は数値実験との兼ね合いからか、論理展開の中のギャップに
やや寛容な印象があります。また、

理論的になぜうまく行くか、筋道立てて説明できないけれど、実験してみたらすご
く上手くいきました、という論文も多いように思います。

物理学でも似たような文化があり、誤解を恐れずに言えばむしろ「いかに良い論理
的ギャップを作れるか」が問われているような気さえします。もちろんそれが間違
っていたりするとダメなのですが。

3つ目は、現象が先行して業界の雰囲気を盛り上げているところです。

特に、ここ10年ほどの相次ぐ深層学習に基づく数々の新たな成果は、20世紀半ば、
今で言うハドロンと呼ばれる粒子が次々と実験で発見されていった素粒子物理学の
「黄金時代」を思い起こさせます。

これは「観測事実があるものの、理論的にそれを説明できない」という状況が酷似
しています。




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G並のしぶとさ 極薄ロボット [科学]


文中の「G」って何かと思いながら読んでいたら・・
成るほどと思いました。

踏んづけても、ふんづけても動いているのはアレを連想させてくれる。

しかもシンプルなメカニズムで驚きのタフネスぶりを発揮する極薄ロボット。
まさにG並のしぶとさ。

---
2019.08.06
G並のしぶとさ。踏んでも潰れない極薄ロボット
gizmodo.jp

黒く塗ったら完全にG。

中国の清華大学と、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校の学生たちによ
り、とある昆虫をお手本にした、超絶屈強かつ柔軟な極薄ロボットの研究が進めら
れています。

これは長さ3cm、幅1.5cmほどの薄っぺらい金属板みたいなものですが、ちょこまか
と1秒間に20体長分ほどの距離を移動することができる、とIEEE SPECTRUMが紹介し
ています。

閲覧注意ではありませんが、形や動きがGを想像させる動画をどうぞ。




驚きのタフネスっぷり

なるほど、体重計の上でロボットを踏んづけ、59.5kgの重さで潰しても問題なく、
15.6度に傾けたツルっとしたパイプの中も進み、自重の6倍あるピーナッツを運ぶ
ことも可能なのですね。

これがロボットだからショックは少ないものの、さすがGをお手本にしただけあり
ます。


シンプルなメカニズム

本体は熱可塑性樹脂の層をパラジウム・ゴールドの電極で挟み、それを下部の構造
プラスチックに接着性シリコンで接着しているのだそうです。

そこに前後に渡した極細ワイヤーから60ボルト程のAC電圧を流すと、熱可塑性樹脂
が伸縮し、尺取虫のように背中が曲がって伸びてを繰り返して前進する仕掛けにな
っています。

その工程には50ミリ秒しかかからないというので、1歩進むのに50ミリ秒がかかる
ってことなのですね。


開発の目的

このG型ソフト・ロボットは1枚の前脚しかありませんが、研究者たちは2枚に増や
した試作品も作ったとのこと。それによりもっと早く走ることが出来るようになっ
たのだそうです。

開発の目的は「環境探査、構造検査、情報偵察、および災害救助」だそうなので、
薄くて頑丈なGロボならあらゆる場所に侵入できるでしょう。

電力や検査システムをどうするかが課題ですが、ピーナッツくらいのものなら運べ
るので、将来は電池担当やセンサー担当などに分かれ、もっとバリエーション豊か
なGレンジャーが誕生するのかな?と思われます。

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ダーウィンの進化論を覆す DNAの最新研究  [科学]


ダーウィンの進化論が実しやかに言われていた時代から科学は進歩している。

--
いわゆる「中立な遺伝子変異」にばらつきがなかったことが分かり
進化論を、根底から覆すような科学的データが報告された。

「ほとんどの動物がヒトとほぼ同時期に出現したことを示す証拠を発見。
人間を含む現在地球上に存在する生命種のうちの 90%が10万〜20万年前に出現し
たことが明らかになった」

---
2018年07月05日
ダーウィンの進化論を覆す? DNAの最新研究で分かったこと
大紀元

現代の科学界で、当たり前のように唱えられているダーウィンの進化論。
社会の授業で、「人間の祖先は700万年前に現れた猿です」と習う私たち。

神の存在を全否定するために作られたこの理論を、根底から覆すような科学的デー
タが報告された。

米ニューヨーク・ロックフェラー大学のマーク・ストークル氏(Mark Stoeckle)
と、スイス・バーゼル大学のデビッド・タラー(David Thaler)氏は共同で、アメ
リカの遺伝子データバンク(GenBank)にある10万種の生物種の DNA から抽出され
た、500万の遺伝子断片である「DNA バーコード」を徹底的に調査した。


その結果、ほとんどの動物がヒトとほぼ同時期に出現したことを示す証拠を発見。
人間を含む現在地球上に存在する生命種のうちの 90%が10万〜20万年前に出現し
たことが明らかになったという。

「驚くような結果でした。私自身、それに厳しく反論できるよう試みました」と
タラ―氏はAFPに話す。

この結果の証拠とするのは、いわゆる「中立な遺伝子変異」にばらつきがなかった
こと。

中立な遺伝子変異とは、世代を超えて生じる分子レベルでの微少な変化のことで、
集団内でそれが固定化されることにより、分子進化が起こるという説。

この遺伝子変異がどれくらい起こっているのかを調べることにより、その種が誕生
したおおよその時期を特定できる。

地球上に存在する生命のほとんどは10万年から20万年前に、ほぼ同時期に現れたと
すると、それより以前に存在した生命は、何らかの災難により「一掃された」とす
る仮説も成り立つ。

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遺伝子の性質の現れ [科学]


遺伝子の性質の現れとして

「優性」「劣性」を基本表記としていたのが
「顕性」「潜性」が定着しつつあるようだ。

--
「優性」遺伝とか「顕性」遺伝、子供が両親の性質のどちらを「優性」、「顕性」
させて生まれるのかと言った場合、どの性質が「優性」なのかが決まっていれば
相手を選ぶ選択肢が増えていきそうだ。

どの性質が「優性」、「顕性」なのか、その現れをもって造物主の意図が
分かるなら、意外と人間が抱く感覚と近いものがあるのかも知れない。

--
2019/8/02
自然科学の世界では遺伝子の性質が現れ…
vpoint

自然科学の世界では、遺伝子の性質が現れやすいものを「優性」、現れにくい
ものを「劣性」とこれまで呼んできた。

日本学術会議は、高校生物の教育現場で「優性」を「顕性」、「劣性」を「潜性」
と言い換えることを提言した。

この言い換えはもともと、日本遺伝学会が17年の用語改訂で行ったものだ。
「優性」「劣性」は優劣を意味するとの誤解を招き、別の呼び方が必要だと判断
したためだ。

学術会議の17年の提案では「優性」「劣性」を基本表記として、言い換えを併記
していた。今回は「顕性」「潜性」が定着しつつあると判断し、主な用語とした。

ただ、中学校では依然として「優性」「劣性」で教えているので、混乱を防ぐた
め、当面は「優性」「劣性」も別名として残すという。

「優性」「劣性」はメンデルの法則が伝えられた100年ほど前から
使われてきた。

だが「顕」は「ハッキリしている」、「潜」は「隠れているので分かりにくい」と
いう意味だから、遺伝子本来の性質の違いをよりよく示していると言えよう。

「優性」は「優生」とも間違われやすい。「優生」という言葉からは、ナチスド
イツの人種差別政策の元になった「優生思想」や、障害者への不妊手術が問題と
なった日本の「優生保護法」などが思い起こされる。

言語も不易流行だろうから、時代によって言葉が変化するのは自然なことだ。
遺伝子に関する新しい表記法が出てくるのも、時代の流れと言えそうだ。

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